本日20時台Jazz& Vocal Nightはセロニアス・モンク特集でした。

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本日のJazz&Vocal Nightは明日(10/10)101歳(…生きていれば)の誕生日を迎えるセロニアス・モンクの楽曲を特集。
様々なアーティストが演奏している彼の特異な数々の名曲をディスクユニオンの坂本さんにご紹介いただきました。

まず1曲目は「Well You Needn't」。
村上春樹が2015年ファンからのお便りにメールでお答えする企画のURLにこのタイトルが使われていたそうです。
演奏はゴンサロ・ルバルカバ。モントルー・ジャズ・フェスの録音です。

2曲目は大西順子トリオが演奏する「ブリリアント・コーナーズ」。
大西順子さんデビューの『WOW』(1993年)に収録されています。

3曲目は「ベムシャ・スイング」、演奏はラルフ・ピーターソン。
ラルフ・ピーターソンはサムシンエルス・レーベル(行方さんプロデューサー)が創立した年にレコーディングされたピアノ・トリオです。

4曲目は「ラウンド・ミッドナイト」。モンクの代表曲です。
演奏はモンクの対極にいえる耽美的でロマンティックなピアニスト、ビル・エヴァンス1963年のライヴ録音から聞いていただきました。

5曲目はモンクの隠れた名曲「ブライト・ミシシッピ」。
演奏はカナダ人女性ピアニスト、リニー・ロスネス。テナー・サックスはブランフォード・マルサリスです。

最後はモンク自身が演奏する「Well You Needn't」です。
村上春樹近著の「騎士団長殺し」の主人公が愛聴しているのはこの曲が収録されている『Monk's Music』(★ジャケット写真:ユニバーサル ミュージック UCCO-5564)でした。


来週は『JAZZ LIFE』の最新号特集です。
お楽しみに(^^♪