井門「なんかさ・・・空気が違うよね。」
ゴル「本当ですねぇ、なんか・・・違いますよね。」
吉武「そうだね、空気がね。」
カッパ本「キョキョキョキョキョ!」
東京から新幹線で約3時間、KIKI-TABI一行は新花巻の駅にいた。
既に午後6時を回っていたが、まだかすかに夕陽が顔を覗かせている。
ゴル「(小林薫さんの物真似で)私はいま新花巻に降り立った。
駅舎から見るその風景は…」
井門「似てる、似てるなぁ!悔しいなぁそれ!(キャッキャッキャッ!!」
ゴル「(小林薫さんの物真似で)美の巨人たち、この後すぐ!」
井門「言っちゃったよ!(笑)番組名、言っちゃったよ!(笑)」
ゴル「(小林薫さんの物真似で)柳田國男がかつてこの地に降り
立った時は、既に夜の7時だったという。美の巨人たち!!」
井門「もう色々関係なくなっちゃった!(キャッキャッキャッ!!」
という訳で今回は小林薫さんの物真似から始まりましたが(笑)
何と言いますか、土地の雰囲気がそうさせる・・・と言いますか。
いや、土地の雰囲気で小林薫さんの物真似がしたくなるって訳じゃなくて、なんか雰囲気のあるトーンでナレーションしたくなっちゃうっていうね。
えっ?カッパ本って誰だって?
それは今回の旅の為に東京から頭の上に皿を仕込んだカメラマンの…ゲフンゲフン。
気を取り直して…コホン。100年前、この花巻から遠野へと向かったのが柳田國男。
その柳田國男が遠野に伝わる物語を集めて記録したのが『遠野物語』です。
そこに出てくるのは河童、座敷童子、神隠し、姥捨てなどなどお馴染の名前ばかり。
この本が出版されると知識人の間で評判を呼び、
いわゆる日本民俗学の発展に大きな役割を果たすことになるのですが…。
今回の旅はこの遠野で、遠野物語の空気にどっぷりと浸って参りました!
とは言え柳田國男が訪れた100年前と現代では風景から何から変わってしまっている訳で、そんな簡単に妖怪達に会えるわけも…いえいえ、会えちゃうんです!遠野では、会えちゃう。
そもそも新花巻の駅前でカッパ本には会えているわけですから。
カッパ本「キョキョキョキョキョ!」
それはさておき。(さておいた)
まず我々は河童に会いにいきました(軽い)
向かった先はその名もカッパ淵。
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