FUTURES~Sense of Wonder~2018年6月20日(水)

ゲストは、高根枝里(たかね・えり)さん。



<プロフィール>
ニューヨークの「ハンター大学心理学・学科」を卒業後、更に「ニューヨーク大学・大学院Visual Arts Administration学科」を卒業。その後「国際交流基金・ニューヨーク日本文化センター」に勤務してから帰国。帰国後は、「セゾンアートギャラリー」のディレクターを経て、現在はアートのマネジメントやキュレーション、アートのコンサルタントなどをグローバルに行っています。



―――現代アートを分かりやすく教えてください。
「現代アートといわれるものは戦後(1945年)から現在までの作品を指します。彫刻もあればデジタルアートもあり、絵画もあるという感じです。」


―――現代アートの価値はどのように見極めるのですか?
「全世界でアートマーケットというものがあるので、オークションの結果やギャラリーが販売する価格で価値が定まっていきます。」


―――キャリアを振り返ってみて、留学が今のお仕事や価値観にどのような影響を与えていますか?
「留学中は常にビザのことを考えなくてはならなかったので、『次の計画どうしよう。1年後なにしてよう。』といったことを考えていました。今のキャリアも『1年後、2年後、3年後なにしていたいか。』と考えることがクセになったところはあるのかもしれないです。だから展示も企画をしてやりたいと思ったら、1年前くらいからはいろんな方に相談しています。」


―――これから現代アートはどのような役割を果たしていくと思いますか?
「自分の日記的な役割もする気がしています。音楽もそうですが、『この曲聴いたらあの時代を思い出すな』みたいな感じでアート作品でも『あの時○○だったからこの作品買ったよね』みたいな、自分の人生と一緒に培っていくものになれる気がします。」


現代アートが自分の日記的な役割を果たしてくれるという高根さん。
アート1つにとってもさまざまな楽しみ方をお話していただきました。

ほかにも高根さんには、現代アートのギャラリストの1日やギャラリーに展示する絵を決めるプロセス、現代アートを通して見る日本と海外の違いを語っていただきました!
ご興味のある方は「音声配信」からお聴きください!

2週に渡って、高根枝里さんにお話を伺いました!
来週は、地球社会に参画していく人材を育成している、辰野まどかさんをお迎えします!



この番組では、みなさまのメッセージを募集しています!
留学に興味のある方、些細なことでも構いません!費用・語学力・生活面での不安など・・・。
パーソナリティはもちろん、留学経験のあるゲストの方へ向けての質問もOKです。
学生だけでなく、社会人になって「留学してみようかな・・・」と思ってる方もぜひ!
あなたの留学の一歩をサポートします!

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レイヤーズ・オブ・ネイチャー その線を超えて
2018年4月21日〜9月2日
セゾン現代美術館
<https://www.smma.or.jp/>