本日20時台Jazz& Vocal Nightはジャズコンピレーション『ジャズを聴きたくて』のご紹介。

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今夜のJAZZ&VOCAL NIGHTは1988年にスタートした、ジャズのコンピレーション・アルバム『ジャズを聴きたくて』の特集です。
https://www.universal-music.co.jp/jazz/jazz-kiki/


先月、ヴォーカルだけを集めた最新作『恋愛映画のヒロインのように』がリリースし、今夜はゲストMCにコンピレーション制作者、津下佳子さんをお迎えしてご紹介していただきました。

まず、1曲目はサラ・ヴォーン。
ガーシュイン作の「ハウ・ロング・ハズ・ジス・ビーン・ゴーイン・オン?」。“いつからこうなってしまったの?”という恋心を歌った名曲。
オスカー・ピーターソン、ジョー・パスといった大御所がバックで共演しています。

2曲目はフリオ・イグレシアスの名曲「アブラサメ(抱いて!)」。
歌っているのはオランダの歌姫、ローラ・フィジィでした。

続けての3曲目はプラターズで有名な「オンリー・ユー」。
カヴァーしているのはアメリカ、テネシー州出身の美人ジャズシンガー、イーデン・アトウッド。

(★ジャケット写真:上記3曲収録アルバム『ジャズが聴きたくて ~恋愛映画のヒロインのように~』ユニバーサルミュージック UCCQ1081/82)

これからは発売30周年を記念して通販会社ユーキャンから発売された10枚組のボックス・セットからお勧めの曲をご紹介。

まず、朝に聴きたいジャズ、“モーニング・コーヒーと美味しいジャズ”からフュージョン曲。
アール・クルーの「ドクター・マリンバ」、

続けて、パーティーソングを集めた、“金曜日のパーティはグルーヴィー・ジャズ”からの名曲。
クインシー・ジョーンズの「ソウル・ボサノヴァ」でした。

お次は、旅行気分が味わえる旅をテーマにした“ニューヨークへ、パリへ、旅するジャズ”から。
曲は「A列車で行こう」。歌っているのはカナダ出身の若きシンガー、ニッキーです。
彼女はバンクーバー冬季オリンピックの開会式・閉会式でパフォーマンスをし、一躍有名になりました。

『ジャズ聴き~』で人気が高いのはボサノヴァ・ナンバーとのこと。
そんな楽曲を集めた“ボサノヴァが流れるアフタヌーン・カフェ”からの珠玉の1曲。
ルイス・ボンファ作の「黒いオルフェ」。
演奏しているのはドミニカ共和国出身のピアニスト、ミシェル・カミロ、フラメンコ・ギターのトマティートです。

最後はエディット・ピアフで有名な「愛の讃歌」。
歌っているのはマイルス・デイヴィスにも認められたシンガー兼ピアニストのシャーリー・ホーン。
テーマ“眠れない夜のジャズ・バラード”に収録されています。


来週は『ジャズライフ』最新号の特集です。
お楽しみに(^^♪