私がまだ若かりし頃。
そうですねぇ、キャッチャーミットにストレートの全力投球が出来た頃ですから、あれは28歳でした。その頃はまだディレクターの仕事もやってまして。
収録番組で、数本のレギュラーを担当。
その数本の中に伝統工芸や文化に携わる「匠」にインタビューする番組があったんです。
主に都内にいらっしゃる匠達の「ことば」は本当に素晴らしく、金言・名言の宝庫。
例を挙げるとキリが無いのですが、人間国宝の講談師・一龍斎貞水師匠は、「倒されし竹はいつしか起き上がり、倒した雪の跡形もなし」と仰って、竹の様な強さ、しなやかさを持ちなさいと教えてくださいました。
えっ?前振りが長くて何が言いたいか分からない?
じゃあシンプルにいくよ!
能登半島の伝統文化を探りにいくよ!
付いといで~!とでも言わんばかりのオープニングでございますが、
今回のテーマが『伝統文化の財産』を探る旅でございまして。
その旅のオープニングが見附島だったんですね。
OAを聞いて頂いた方はお分かりだと思いますが、この見附島、珪藻土の島でございます。
そしてこの
珪藻土が最初の匠とかなり関係が深いとか…。
まずは見附島のある珠洲市にて、
切り出し七輪に携わる匠にお会いして来ました。
能登燃焼器工業株式会社、舟場慎一さんです。
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