本日の20時台 JAZZ&VOCAL NIGHTはスイング・バンド特集です~。

Today's Topic




本日のJAZZ&VOCAL NIGHTは元気でにぎやかにスイング・バンド特集。
1930-40年代のモダンジャズ前の“踊るため”のJAZZ音楽をスイングと言われています。
そんなスイングを演奏するビックバンド曲を中心にお届けいたしました。

1曲目は白人ベニー・グッドマン楽団のその名も「レッツ・ダンス」。

2曲目は黒人カウント・ベイシー楽団の名曲「ワン・オクロック・ジャンプ」。
こちらの曲をヒットさせたのは1曲目の白人ベニー・グッドマンだったという、当時の歴史的背景も伺えますね。

3曲目は戻りまして、ベニー・グッドマンです。
こちらはリクエストも届いていました。(長野県ジョアのいちごさんから。)
映画『スウィング・ガール』で有名になった「シング、シング、シング」。
ベニー・グッドマン本人を題材にした映画『グッドマン物語』のクライマックスでも使用されていますね。

4曲目はアーティ・ショウ楽団、曲はコール・ポーター作「ビギン・ザ・ビギン」。
ビギン(Beguine)はフランス領マルティニークのダンス名、なので意味はビギン(ダンス)をビギン(はじめよう)ということですね。

5曲目はハリー・ジェイムス楽団&シンガー、ヘレン・フォレスト。
曲は「イッツ・ビーン・ア・ロング・ロング・タイム」(お久しぶりね)でした。

6曲目はグレン・ミラー楽団、1939年の大ヒット曲「イン・ザ・ムード」。
戦時中とは思えないほど、心躍る名曲ですね。
グレン・ミラーは戦地の慰問中の飛行機事故で亡くなってしまいました…。

7曲目は「センチメンタル・ジャーニー」。
ドリス・デイのボーカルで大ヒットしましたが、作曲者レス・ブラウンの楽団とシンガー、ローリー・ジョンソンを聞いていただきました。

8曲目はいよいよデューク・エリントンです。
スイングも彼の音楽がなければ始まりません。。。
「スウィングしなけりゃ意味がない」も有名ですが、今回は「A列車で行こう」を聞いていただきました。
(★ジャケット写真:収録アルバム『スウィング!presents デューク・エリントン・ベスト』ソニー BMG BVCJ-38139/40)

最後はスイング時代20年後、60年代のビッグバンド進化形です。
ドン・エリス楽団、曲は「33-222-1-222」(Live)
数字をすべて足すと19。19拍子のスイングをライブでやってしまうという、超絶技巧系でした。


来週はリクエスト特集です
お楽しみに♪