2017.12.6~ 「DRUM TAOへの入団決意! 驚くべき集団生活とは?! 」

第167回 ゲストは、和太鼓エンターテイメント集団 DRUM TAOの座長、西亜里沙さんです。 http://www.drum-tao.com

町民みんなが熱中した和太鼓を
町長さんの粋な計らいで買いそろえてもらったそう。
そこからは、基本の勉強をせずに、TAOの曲を基本に
練習し、楽しい時間を過ごしていた西さん。

西「そしたら、またTAOが来てくれて、共演したんです。
  で、やっぱり私、TAOに行きたいって思ったんです。」

杏子「入団は、オーディションとかあるの?」

西「今はあるんですけど、当時は何度も共演していたので
  それがオーディション代わりで、社長からお声がけ頂いてたんです。
  私も行きたい、じゃあ行こう!ってなったら、両親は賛成してくれたんですけど、
  おじいちゃん、おばあちゃん、親戚がもう、ダメって!
  そんなの仕事じゃないって言われて。まぁ、その当時ですからね。」

杏子「親戚が反対しちゃうの?! 」

西「無理やり断念させられて、もう就職試験受けて、受かったので
  諦めて就職するしかないな〜って思ってたら、
  高校3年のおわりにTAOが来たんです。最後に、諦めるから、って
  見に行ったのに、やりたい!って火がついちゃって(笑)」

西さんは、まず学校に直談判。
学校側は会社へ迷惑がかかると、承諾はしてくれなかったそう…
そこで西さんは、就職予定先の会社の社長に相談しいにいきました。

西「お話したら、その社長さんがTAOの公演見ていたんですよ!
  ”TAOは素晴らしいし、そういう話があるなら、行って来い”って
  言ってくださったんです。頑張ってこいって。」

杏子「わー素敵!町長さんも、その社長さんも。人の縁だね。」

高校の卒業式から3日後には、大分県にあるTAOへ。
入団後の生活は、かなりの体育会系で、
朝6時からランニングから始まります。

西「初日3キロの、上り下りで。標高800mあって、酸素も薄いし」

杏子「私、高尾山でひーひーしてたのに!」

西「それを毎日で、今はもう10キロになりましたね。
  一番短くて5キロ。それはオーディションのコースです。」

杏子「走って、そこから帰ってくるんですよね」

西「そこから1時間の打ち込み。大太鼓の打ち込みなので太いバチで。
  豆もできますね。最初は、野球と同じですごい力で握りすぎて血だらけ」

そのあと、やっと8時ごろに、朝食になります。
一緒に生活するTAOメンバーは、交代で料理をします。
そのため、味つきにバラつきが…

朝食後は、施設の大掃除、ミーティング、。
さらには、楽曲制作や広大な敷地内の整備などの業務を
メンバーそれぞれ役割分担をして行っていきます。

西「それで、お昼ご飯食べて。その後に稽古ですね」

杏子「自由な時間ってある?」

西「ん〜…夕飯後? 20時くらいに食べるので、
  そのあと、個人練習したり、DVDみたりとか。
  寝る時間は決まっていないんですけど、稽古場が3つなので
  先に稽古して寝たり、早めに寝て起きて稽古したり。
  朝の集合が5時半、6時なので、その前に起きるとなると、
  朝3時とかには稽古しているメンバーもいますね。」

杏子「ひえーーー」


M1. 雨~Rain on Lips~  /  杏子  
M2. MIYABI  /  DRUM TAO 
M3. GAIA2 / DRUM TAO