本日の20時台 JAZZ&VOCAL NIGHTは『JAZZ批評』最新号特集。

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本日は1967年創刊の『JAZZ批評』、今回が祝・200号、『私の好きな1枚のジャズ・レコード、PARTⅡ』です。

まずJAZZではありませんが、1曲目はビートルズの『ア・デイ・ザ・ライフ』です。

なぜこれが1曲目かといいますと、
行方さんが選んだ1枚がウェス・モンゴメリーの『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』です。
ビートルズから続けて聞いていただきました。
(★ジャケット写真:収録アルバム『ア・デイ・ザ・ライフ』ユニバーサル ミュージック UCCU-5761)

さて続きまして、
映画監督の大林宜彦さんが選んだ1枚。
1936年の録音、テディ・ウィルソン・オールスターズで、曲は「ブルース・イン・C・シャープ・マイナー」です。
1930年代には珍しい白人・黒人の混合バンドでした。

次は俳優の小林のりかずさん(三木のり平さんのご子息)が選んだ1枚。
デューク・ピアソン、1966年『スイート・ハニー・ビー』です。
ビー、というのはデュークの奥さんのことだそうです。

次はジャズの評論界の大先生、油井正一さんが選んだ1枚。
ルイ・アームストロング&ヒズ・ホット・ファイヴ『ウェスト・エンド・ブルース』です。
ルイの楽し気な気分が伝わるようなスキャットが印象的ですね。

そして、行方さんの人生の先輩(?)一緒に80年代の半ばから10年間、マウント・フジのイベントを制作した元日テレ事業部の廣瀬義嗣さんが選んだ1枚。
フレディ・ハバード&ウディ・ショウの『月の砂漠』です。
リー・モーガンもカヴァーした日本の曲ですが、ジャズ・メンでは元々ジャズの曲だと思っている方もいるそうです。

最後の1曲はドラマーのジョージ大塚さんが選んだ1枚。
チック・コリアの『ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス』です。
こちらはチック・トリオ1968年の大名盤。大塚さんはクレジット表記はなくともドラムはロイ・ヘインズだとすぐわかったそうです。


来週は自身のキャリア初、2作同時発売する大西順子さんの最新作を特集します。

お楽しみに♪