本日20時台Jazz& Vocal Nightの特集は米ジャズ・ミュージシャンの欧州録音特集~。

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本日のJAZZ & VOCAL NIGHT特集は、前週のスティープル・チェイス・レーベルからヨーロッパで活躍したアメリカのジャズ・ミュージシャンの続編。今回は様々なレーベルからピックアップしてお届けしました。

まず1曲目はBLUE NOTEレーベルの“生まれ故郷”ベルリンで行われたマイルス・デイヴィスのライヴ録音から。曲は先月のテーマ曲だった「マイルストーン」。先月聞いていただいた時より6年後の演奏です。

2曲目は今年生誕100年のエラ・フィッツジェラルド。同じくベルリン、1960年のライヴ録音で、曲は「ミスティ」です。

3曲目はビル・エヴァンスのスイス・モントルー・ジャズフェスティヴァルの録音です。最近レゾナンス・レーベルがビル・エヴァンスの欧州録音を発掘しリリースしていますが、この演奏が“大元”(一般的にCD化され聞き馴染んでいるもの。)曲は「いつか王子様が Someday My Prince Will Come」でした。

4、5曲目はぐっと近年になり、ダイアナ・クラールのビリー・ジョエルの「素顔のままで Just The Way You Are」と2002年パリのオランピア劇場のライヴ録音、曲は「ザ・ルック・オブ・ラヴ」を続けてお届けいたしました。

6曲目もパリ録音、1958年のアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ。曲は「モーニン」ですが、このライヴ会場には歌手のヘイゼル・スコットがいて、彼女の歓声も一緒に収録されているため、このヴァージョンは「モーニン with ヘイゼル」というタイトルがついています。

最後はエリック・ドルフィー。彼はドイツのバンドとの欧州ツアー中に客死(享年36歳)しましたが、その直前、オランダのヒルフェルスムのコンサート録音、曲は「エピストロフィー」でした。(★ジャケット写真:収録アルバム『ラスト・デイト』UCCU6052 )

来週は『ジャズライフ』の最新号特集です。

お楽しみに♪