今が旬!「新玉ねぎ」を使ったスープレシピ

「ボタニカル」=「植物」の力でキレイと元気を磨くをコンセプトにお届けしている、TOKYO FMの番組「NOEVIR BOTANICAL LIFE」。 4月21日の放送では、今、旬の野菜「新玉ねぎ」を使ったスープレシピを料理研究家の柳瀬久美子さんに教えていただきました。スライスして生で食べても美味しい新玉ねぎですが、辛みが少なく柔らかいので実はスープにも最適菜。豊富な栄養素を逃すことなく、季節の変わり目に元気をくれるおすすめメニューです。

新玉ねぎと卵のふんわりスープ
まずご紹介するのは、「新玉ねぎと卵のふんわりスープ」。忙しい朝や、夕食へのプラス一品にもうれしい、手軽に作れるレシピです。

■材料(2人分)
新玉ねぎ … 1ケ
オリーブオイル … 大さじ1
水 … 400cc
固形スープの素 … 1/2〜1ケ(メーカーによる)
ローリエ … 1枚
塩・胡椒 … 適宜
卵 … 1ケ
パセリ … 適宜

■作り方
1. 新玉ねぎは縦に5ミリくらいのスライスにする。卵は割りほぐしておく。
2. 鍋にオリーブオイルを熱し、新玉ねぎを入れさっと軽くソテーしたら水と固形スープとローリエを加え5分ほど煮立てる。
3. アクをとり、味を見て塩・胡椒で調味して卵を加えさっと煮立てる。
4. 器に注ぎ、パセリの刻みを散らす。

新玉ねぎと桜鯛の和風スープ
また、新玉ねぎをお吸いもの感覚で楽しめる一品が「新タマネギと桜鯛の和風スープ」です。春が旬のもの同士のとても季節感のある組み合わせです。食卓に出す時に紫蘇の花を飾ると、春らしさが目でも一層味わえます。

■材料(2人分)
桜鯛 … 100g
酒 … 大さじ1
オリーブオイル … 小さじ2
新玉ねぎ … 1ケ
だし汁 … 400cc
生姜スライス … 1枚
塩 … 小さじ1/2強
薄口醤油 … ごく少々
紫蘇の花穂 … 適宜

■作り方
1. 桜鯛は骨を取り一口大にカットして、酒と塩(塩は分量外)をふりかけ15分くらいおく。
2. 新玉ねぎは縦半分にカットしたらそれぞれ4か6等分のくし切りにする。
3. テフロン加工のフライパンにオリーブオイル小さじ2を熱し、水気を丁寧に拭いた桜鯛を皮目の方からさっと火を通しバットなどにあけておく。
4. 別の鍋にだし汁と生姜スライスを入れ火にかけ煮立ってきたら新玉ねぎを加えさっと火を通し、塩と薄口醤油で調味する。
5. 桜鯛を鍋に入れ煮立てない程度の弱火で全体を温めたら器に盛り付ける。
6. 紫蘇の花穂など緑を添える。

TOKYO FM「クロノス」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介する「NOEVIR BOTANICAL LIFE」をオンエア。次回4月28日の放送は、日本有数の桜の名所、東北・弘前の桜を守る「樹木医」橋場真紀子さんを紹介します。