本日は『JAZZ LIFE』最新号に取りあげられている新作・新譜のご紹介特集です。
表紙はジャコ・パストリアス。
今回の『JAZZ LIFE』は〝発掘”新譜が揃っています。
まずは発掘第1弾。
最初はアナログ盤だけが先にリリースされる(CD発売は9月)ビル・エヴァンスの幻トリオ(エヴァンス、ゴメス、デジョネット)の1968年のライヴ録音、曲はバート・バカラックの「アルフィー」をお届けいたしました。
2曲目は表紙のジャコ・パストリアス。
1982年NYクールジャズ祭のライヴ音源が発掘され、アルバムになりました。『ライブ・イン・NY1982』(★ジャケット写真 収録アルバム:キングインターナショナル/レゾナンス HLP9031)で、曲は自身の「ソウル・イントロ」からジェームス・ブラウンで有名な「ザ・チキン」へと繋がれるメドレー。ジャコの代表曲の1つと思われているそうですが、半々曲のメドレーなんですね。
3曲目は新譜です。
2015年『メイド・イン・ブラジル』でグラミー受賞したイリアーヌ・イリアスの新作『ダンス・オブ・タイム』からジョアン・ジルベルトの初期の歌「ガチョウのサンバ」でした。
4曲目はピーター・アースキン。
ジャコのビッグバンドにも参加しているドラマーです。彼の最新作は、最近注目のヴァルダン・オブセヴィアンがピアノをつとめているニュー・トリオ『セカンド・オピニオン』に収録されている「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」をお送りしました。
5曲目は来月新譜(『パーキング・ロット・シンフォニー』)をリリースする注目のトロンボーン奏者(ニュー・オリンズ出身の31歳)のトロンボーン・ショーティー。ダンサブルな1曲、「ヒア・カムズ・ザ・ガールズ」(1970年のR&B曲です。)をお届けいたしました。
6曲目は発掘モノです。
ウェス・モンゴメリー&ウィントン・ケリー・トリオ、シアトルのラジオ番組「JAZZ フロム・ザ・ペントハウス」(1962~68)1966年の録音で「ジングルズ」でした。
最後はもう一度、ジャコ・パストリアス。
先ほどのアルバムから。「インヴィテーション」でお別れです。
来週はリクエスト特集♪
お楽しみに。