春の不調を解消!? 山菜に隠された驚くべき力とは?

中西哲生と高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。 3月13日(月)の放送では、新コーナー「追跡 カゴメプレゼンツ ベジライフ」に著書「おくすり飯114」、「おくすり味噌汁114」などで知られるフードコーディネーターの大友育美さんが登場。この日は“山菜で目覚める”をテーマに話を伺いました。

春になると人の体は新陳代謝が活発になり、自律神経のバランスが崩れてしまいがち。だるくてやる気がでなかったり、気持ちが不安定になってしまったり、朝からぼーっとしてしまったり、いろいろな不調がでることが多々あります。

山菜はそんな不調を解消する注目すべき力が詰まっていると大友さん。なんでも、冬眠から冷めたクマが最初に口にするのも山菜らしく、そこに含まれるアルカロイドはだるさや疲れを解消してくれるそうです。

とはいえ山菜と言ってもたくさんの種類がありますが、身近で手に入りやすいのはふきのとうやタラの芽、こごみ、うるい、ふき、たけのこなど。その中でも、ふきのとうやタラの芽、ふきなどは体の巡りをよくし、余分なものを輩出するデトックス効果やイライラを鎮める効果などがあると大友さんは言います。

そんな山菜をおいしくいただくためのコツとして大友さんがおすすめするのは、油を使うこと。「炒めると油でマスキングされて苦味も気になりにくく、体内に取り込みやすくなるんです」と言い、さらにはその後に卵でとじてもおいしくなるとか。

その他にも、例えばふきのとうは生のまま刻み、できたてのお味噌汁に散らすだけでも香りが楽しめておいしくなると大友さん。また、さっと茹でてサラダにしてもおいしいそうです。

「山菜は揚げたりするのが多いと思うんですけど、それは手間がかかるので、茹でてお好みのドレッシングで食べるのもおいしいと思います。柑橘系ともあうと思いますね」と山菜のおいしい食べ方をいろいろとレクチャーしてくれました。