2017年2月14日(火)本日の特集

Today's Topic



本日の特集は『ジャズライフ』誌最新号特集です。

MCは音楽アナリスト&ライター、そしてギタリスト、またギターに関する本まで執筆されているという、石沢功治さんをお迎えしてお届けいたしました。

まず1曲目は、最新号の前、2月号で石沢さん自身が選んだベスト・アルバムの1位だったアルバムが、意外にも中国出身のクラシック・ピアニスト、ラン・ラン『ニューヨーク・ラプソディ』だったそうで、その中からヴォーカリストのマデリン・ぺリューと共演した「ムーン・リヴァー」を聞いていただきました。

さて2曲目が今回の『ジャズライフ』最新号の表紙、カート・ローゼンウィンケル、自宅の多重録音をアルバムとしたワールド色の強い新作『カイピ』から、収録曲の中でも最もブラジルっぽいサウンドある「カシオ・ヴァンガード」をお届けいたしました。

3曲目は石沢さんが『ジャズライフ』最新号でインタビューしたジャズ・ギタリスト、北川翔也、まだ大学3年生という若さ!彼のデビュー・アルバム『ザ・ニュー・デイ』から同タイトル曲「ザ・ニュー・デイ」を聞いていただきました。

4曲目は同じく石沢さんがインタビューされた、女性ジャズ・ピアニスト桑原あい、今月発売の初NYレコーディング録音アルバムは彼女の5作目です。『サムハウ・サムデイ・サムウェア』(★ジャケット写真:T.O.M.Records QETC-2)から「ネヴァー・ネヴァーランド」を聞いていただきました。

5曲目はジャズ・レーベルECM、鬼才のジャズ・ギタリスト、ラルフ・ターナー(彼のインタビューは『ジャズライフ』4月号に掲載。)彼はアコースティックのみを追求しているギタリストだそうです。来月発売のアルバム『マイ・フーリッシュ・ハート』から一足早くご紹介、同タイトル曲「マイ・フーリッシュ・ハート」をお届けいたしました。

6曲目はジャズ・ギタリスト、マイク・モレノ。2011年に発売されたセカンド・アルバム、曲はソニー・ロリンズの「エアジン」です。

7曲目は人気のジャズ・ピアニスト、ブラッド・メルドー・トリオのビートルズ・ナンバーにも取り組んだ、昨年リリースの意欲作『ブルース・アンド・バラッズ』から「アンド・アイ・ラヴ・ハー」を聞いていただきました。

最後は、今年生誕100年のセロニアス・モンク、様々なジャズ・アーティストが彼の曲を取りあげていることが多く、オルガンとベースのトリオで、ジョナサン・クライスバーグ演奏の「アスク・ミー・ナウ」を聞いていただきました。

本日はギタリストでもある石沢さんならではのギター選曲が多かったですね。お楽しみいただけましたでしょうか。


来週は隔月刊の『ジャズ批評』最新号特集です。
こちらもお楽しみに(^^♪