JAPAN HERITAGE ~ラジオ 日本遺産~ 三朝温泉街

放送後記


今回は”六根清浄と六感治癒の地 ~日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉~と題された鳥取県の日本遺産の中から:三朝温泉街をご紹介しました。

鳥取県のほぼ中央に位置する三朝町。
六感治癒の地として、古くから参拝者の心身を清めてきました。

「三たび泊まって、3回朝を迎えると元気になる」との評判からその名がついたといわれる三朝温泉。
世界屈指のラドン泉で、微量の放射線を受けることで身体が活性化され、新陳代謝を促進するといわれ、観光だけでなく、療養目的でも親しまれています。


どこか懐かしい昔ながらの湯治場の雰囲気が漂うこの湯の町には、温泉だけでない、六感を癒す様々な場が揃っています。

三朝町でしか栽培されていない【神倉大豆(かんのくらだいず)】を使った大粒の納豆とコクのある豆腐の定食が食べられる「ふるさと健康むら」、


国際ワインコンテストの日本酒部門で2年連続金メダルを受賞した深い味わいの日本酒の銘柄が揃っている藤井酒造。



教会の様な落ち着いた雰囲気が漂う、日本で唯一のバイオリンの美術館、「三朝バイオリン美術館」


昨年10月に発生した鳥取県中部地震で、一時期観光客が遠のきましたが、鳥取県や三朝町も総出で復興を進め、観光客も戻りつつあります。

浸かってよし、歩いてよし、飲んでよしー
あなたもカランコロンと下駄の音をひびかせながら、昭和薫る三朝温泉街を散策してみては?
日々の生活で疲れた身も心も、きっとほぐしてくれるはず。

ぜひ、あなたも日本遺産へ。新たな日本の魅力を再発見してくださいね。