1月18日(水)お昼ノート

ゲスト:明石優さん(靴育て研究家)



2006年から靴磨き職人の仕事をスタートし、東京・南青山の有名靴磨き専門店「ブリフトアッシュ」の立ち上げメンバーとして活動されていた明石さん。
2011年に独立され、現在は「20年履ける靴育て」をテーマに、日本には数少ない靴磨きの講師も務めていらっしゃいます。

そんな明石さんによると、靴はお手入れ次第で履き心地が良くなるのはもちろん、革が柔らかくなったり、雨風にも強くなる=育つものなのだとか。

お手入れの基本の考え方は「靴のお手入れは化粧と同じ」というもの。
「洗顔~化粧水~乳液~クリーム~メイク」というプロセスのように、靴も「しっかり汚れを落とす~乳化性のクリームを革の中になじませる~輝かせる」というやり方なのだとか。
こう考えると、難しそうに思いがちな革靴のケアも、身近に感じますね。

明石さんは、このような「靴育て」が浸透して、誰もが自分の靴を自分でケアできるように、そして毎日の歯磨きのような当たり前のことになるように…そんな思いで現在も活動されています。
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【お昼ノート】
このコーナーでは、ちょっとノートに書き込みたくなる情報をゲストの皆さんから伺っています。
今回はこちら!
「20年履ける靴の選び方」
靴のつま先とかかとには、ホールドするための芯が入っているのだとか。
この芯がしっかりしたものを選ぶのが重要とのこと。
実際に手に取り、店員さんにも確認するなどして、その硬さをよくチェックするのがおすすめのようです。
そして、もう一つのポイントが、修理できるものを選ぶということ。
デザインや流行の靴よりも、トラッドな靴のほうが適しているそうです。
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明石さんいわく「靴育て」は靴選びから始まっているとのこと。
自分に合った靴を選んで、ていねいにケアして…20年後目指して靴育てに挑戦してみたくなりました!

明石さんの活動・靴育て講座については、こちらをチェック!
【aozora shoe shine 公式HP】
http://aozora-shoeshine.com/