2017年1月17日(火)本日の特集

Today's Topics



本日の特集は毎月恒例『JAZZ LIFE』誌最新号から。

MC行方さんに代わりジャズライター長門竜也さんをお迎えし、
最新号の特集の中に掲載されている“マイ・ベスト・アルバム”で
長門さんご本人が選んだベスト10からの選曲でお届けいたします。
今年はヴォーカル、日本人歌手を中心に選んだそうです。

まず1曲目はウィリアムス浩子、年に2作ずつミニ・アルバムを発表した“マイ・ルーム”シリーズ最終盤である『マイ・ルーム・サイド4』(★ジャケット写真掲載)Berkeley-Square Music / BSM010から「オール・ザ・シングス・ユー・アー」でした。

2曲目は小林桂、若干37歳にしてベテランな小林桂の最新作『ザ・スタンダード』は、彼自身、ようやく自分と同じ世代と共に一緒に作り上げることができた、と語るアルバムとのこと。その中から「オール・オブ・ミー」を聞いていただきました。

3曲目は山田ゆき。日本人離れしたソウルフル・ヴォイスが存分に発揮されたアルバム『2』から「サニー」をお届けいたしました。

4曲目は水上まり。北国に生きる人々への熱いエールを自身の気丈なる歌唱で歌い上げたアルバム『端縫いの郷』から日本語の歌詞に思いを込めた「セレブレーション・イン・ザ・スノウ」でした。

5曲目はケラ。あの劇作家ケラリーノ・サンドロヴィッチがジャズ・ベーシストだった父へ27年越しの想いを込めて制作した、日本初期の昭和歌謡調ジャズアルバム『ブラウン、ホワイト&ブラック』から「オールド・ボーイズ」聞いていただきました。

6曲目は池の本和美。民謡を学んでいた彼女の歌唱力がデビューとも思えない貫禄をもっての初アルバム『花明かり』から「スウィングしなけりゃ意味がない」をお送りしました。

7曲目はチャイチー・シスターズ。懐かしきガール・ポップ時代のウキウキするコーラス満載のアルバム『ガール・トーク』から「ビリー・ア・ディック」でした。

8曲目は萱原恵衣。ポップで柔らかい小唄系の声が魅力的なアルバム『パサージュ』から「コルコヴァード」を聞いていただきました。

最後は長門さんのベスト外ではありますが、今年いきなりの期待アルバム、しかも明日発売ということでご紹介MIZUHOの『ワルツ・フォー・ムーンライト』から「ムーンライト・セレナーデ」でお別れです。

皆さん、気になった曲、アルバム、アーティストはいましたか?
ジャズのみならず幅広いヴォーカルがたくさん紹介されました。
お好きな方は、早速チェックしてみてくださいね!


来週は音楽ライター&プロデューサー島田奈央子さんをお迎えしてお届けいたします。

お楽しみに(^^♪