2016年は、デビュー30周年ということで、ピアノ人生の中で出会った人、影響を受けた人、曲、世界などを詰め込んだ
30thアニバーサリー・アルバム『Beautiful Days』をリリース。
その『Beautiful Days』のリリース記念コンサートを、
東京と大阪に続き、上海と香港でしてきました。
上海公演のお話は去年したので、香港公演レビュー。
香港でコンサートをするのは、2011年に開催した、
デビュー25周年のアジアツアー以来、5年ぶり。
今回のコンサート会場は、マクファーソン・スタジアム香港という屋内スタジアムで、
コンサート以外にもスポーツイベントなども行わる場所でした。
今回も広東語の挨拶に挑戦。
上海で披露した北京語とは全く違うのですが、
お客様に通じたようで、、、嬉しかったです。
実は「私は西村由紀江です」の「私は」は、
広東語では「オーハイ」と言うんですが、
北京語の「ウォーシー」と言ってしまって大失敗!
「あっ間違えた!」と日本語で言った後に、広東語で話しました。
コンサートのプログラムは上海とほぼ同じでしたが
スペシャルだったのは、地元のシンガーソングライター、
フィル・ラムさんがゲスト出演してくれたこと。
コンサートの翌日は1日オフだったので、ラマ島に行ってきました。
香港島の南に浮かぶラマ島は、緑が豊富で、都会の喧騒を忘れさせてくれるリゾート地。
ラマ島には、香港でいつもお世話になっているコーディネーター、ジェシカさんが住んでいて、今回、案内をしてもらいました。
ジェシカさんと知り合ったのは25年前で、当時は日本のレコード会社のプロモーターでした。
それ以来、香港にいくたびに通訳をしてもらい、また彼女が日本に来た時はお茶やランチをするなど、親しくさせてもらっています。
ジェシカさんは現在、日本の俳優さんやミュージシャン、映画監督などが香港に来た時に、コーディネートや通訳などの仕事をしているんですが、数年前に香港を離れてラマ島に移住したそうです。
仕事の時はフェリーを乗り継ぎ1時間ほどかけて香港に通っています。
今回の香港公演では、私の通訳をお願しました。
ラマ島は、のんびりした雰囲気、素敵な島でした。
日本風の小さな駄菓子屋さんがあったかと思うと、おしゃれなカフェもあり。市場、そして図書館や警察も。
バンドメンバーとビールを飲みながらシーフード三昧。
ラマ島の街を散策し、のどが渇いた頃に食べて美味しかったのが豆腐のデザートどんぶり一杯に豆腐(杏仁豆腐のような食感)が盛られていて、シロップをかけるとスルスルと胃におさまります。
普段は甘党ではない男性のメンバーやスタッフも、お代わりしたいほど美味しいと言っていました。
この日は3〜4時間ほど歩きっぱなし。気温も32度ほどあったので、いい運動になりました。
その日の深夜に香港を経ち、成田に着いたのは朝6時過ぎ。
着陸前のアナウンスで気温は7度と言われ、びっくり。
コンサートも観光も存分に楽しんだ香港の旅でした。
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●高山低谷 / 林奕匡(フィル・ラム)&西村由紀江 ※ライブ音源
●パームトゥリーの下で見る夢は(バンドver.) / 西村由紀江 ※ライブ音源