2017年1月3日(火)本日の特集

Today's Topic



本日、2017年1回目のJazz & Vocal Night ではMC行方さんが編集、著作した新刊『名曲・名演のブルーノート』からのブルーノート・レーベルを代表する曲を中心にお送りいたしました。

創立は1939年。ジャズ100年の歴史の中でも最も重要なジャズ・レーベルであり、かつ現在でも時代に添ったジャズヒット作品をリリースしている最長レーベルBluenote。

まずは1曲目、ブルーノートの最初のヒット曲となった、シドニー・ベシェ・クインテットの「サマータイム」をお届けいたしました。
2曲目は今年生誕100年を迎える1917生まれの“ジャズ”と同い年、同じく生誕100年のセロニアス・モンクはモダン・ジャズを代表するブルーノートの名曲があります。「ラウンド・ミッドナイト」を聞いていただきました。
3曲目はのちにアート・ブレイキーがリーダーとなるJAZZ MESSENGERS。それ以前(50年代中頃)ホレス・シルバーと競演したハード・バップの名曲「ザ・プリーチャー」をお届けいたしました。
4曲目は70年代にフュージョンの幕開けとなった大ヒット曲、ドナルド・バード「ブラック・バード」でした。
5曲目はニューノートの歌姫、マリーナ・ショウです。リリースされた頃より、現在その評価が上がっているアルバム『フー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ?』(★ジャケット写真:収録アルバム ユニバーサル ミュージック TOCJ-50512 ) からの1曲。ロバータ・フラッグのカバー曲「フィール・ライク・メイキング・ラヴ」をお送りいたしました。
6曲目はジャズがヒップホップと出会って90年代に生まれた名曲、世界的な大ヒットとなったUS3「カンタループ」でした。
7曲目はブルーノートの21世紀最初のヒットはあのノラ・ジョーンズから。代表曲「ドント・ノー・ホワイ」をお届けいたしました。
8曲目は2012年のブルーノート、ジャズ・レーベルでありながらR&B部門のグラミー賞を受賞したロバート・グラスパーのヒット曲。ジョン・コルトレーンも演奏した「アフロ・ブルー」でした。
最後の1曲はブルーノートを有名にさせた50~60年代を代表する1曲。1961年のお正月に来日したアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーの大名曲、日本でもお馴染みの「モーニン」でお別れです。


来週は『ジャズ批評』の最新号から選曲してお送りいたします。
お楽しみに♬