本日20時台Jazz& Vocal Nightの特集

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本日の特集は「今年のJ-JAZZ(=日本のJAZZ)」です。

最近の日本のJAZZ界では女性の活躍が目立ちます。
まずは2名の日本人女性演奏のジャズ曲をご紹介。
1曲目は関西で活躍しているクラシック曲をアレンジした女流フルート奏者の酒井麻生世フォーレの「シシリエンヌ」です。
2曲目は現在NYで活躍しているジャズ・ピアニストでアレンジャーでもある、加藤真亜沙。ヴォイスを使った1曲「エシュベレケ」。意味はアフリカのヨルバ族の音楽からの言葉だそうです。
3曲目は今までのお二人よりは先輩にあたるベテラン勢、メタリューション 佐藤達哉&浜田均、サックスとヴァイヴラフォンの異色デュオ、お二人とも50代。曲は童謡「赤とんぼ」のジャズ・アレンジでした。
4曲目はNYで活躍しているそれぞれの日本人男性5人で組んだジャズ・バンド、J-Squadです。現在テレ朝系列で放送中の『報道ステーション』のオープニングテーマでもお馴染みの曲「Starting Five」のロング・ヴァージョンを聞いていただきました。(★ジャケット写真:収録アルバム『J-SQUAD』ユニバーサルミュージック UCCJ-2139)
そのJ-Squad発起人が大林武司。若干29歳で、彼も自身のトリオ編成、全曲オリジナル・アルバム『マンハッタン』を先週リリースしました。5曲目はその中から「イン・ウォークド・ビム」をお届けいたしました。 
6曲目はJ-Squadの先輩格、黒田卓也。アメリカのレーベルから2作品リリースしています。最新作『Zigzagger』から同タイトル曲「ジクザガー」を聞いていただきました。
7曲目は、このJ-JAZZ界を90年代からけん引してきた女性ピアニストと言えば、大西順子です。2度の引退宣言はありましたが、今年、菊池成孔のプロデュースでアルバムを発表しています。最新作『Tea Times』から「Tea Time2」をお届けしました。
最後はやはり、現在最も国内外で活躍しているJ-JAZZミュージシャンと言っても過言ではないのではないでしょうか。上原ひろみ、今年2月に発売されたアルバム『SPARK』から同タイトル曲「SPARK」を聞いてお別れです。

なかなか日本産ジャズも若手が増えて、ますます楽しくなってきましたね。

来週は「JAZZ LIFE」12月号特集です。
プレゼントもあります。お楽しみに ♪(*^▽^*)♪