2016.10.19〜 「COCOとしての活動。解散当時の心境とは?」

第108回 ゲストは、料理研究家でタレントの宮前真樹さんです。

cocoとしてのデビューは1989年。
宮前さんは、高校2年生の時でした。
「ずーっとキラキラしているアイドルを見ていて、
 漠然と憧れはあって、オーディションを受けてみたら受かって!
 ちょうど、おニャン子クラブが解散した5年後ですね」
当時、アルバイトをしたいと面接をするも、
4つも立て続けに落ちていた中、
オーディションの存在をテレビで偶然知り、
家族にも相談せずに応募したそう。

「2次審査から、9か10次くらいまで1日で審査して
 受かっちゃったんですよ。最後は夜中になって、
 緑色のレオタードを着ましたね〜、でも踊らないし歌わないけど
 ただレオタードで質疑応答だったんですよ(笑)」
オーディション合格後、1週間後にはテレビ出演。
家族にもきちんと説明しないうちに、芸能活動がスタートしてしまったそう。
「当時、三ヶ月毎にオーディションがあって、
 どんどん振るい落とされる形だったので、
 親も”始まっちゃったけど、どうせ三ヶ月で落ちるから”
 って思っていたら、活動2ヶ月でcocoになっていました」

coco解散当時、”アイドル以外にやりたいことがなかった”とも。
「現場にいったら、楽しいけど目標が無い、みたいな。
 24歳くらいまでは何も考えずに仕事していたんですけど、 
 25歳過ぎると、どうしようって。結婚の波も来なくて(笑)
 そんな中で、料理を勉強したいってひらめいて」
28歳からは、芸能活動と並行してケーキ教室でのアシスタントをされ、
その中で、料理菓子専門学校ル・コルドン・ブルーへ行くことを決意。
区切りをつけたい、と30歳で芸能界を一度引退され、
料理の道へ進まれるようになっていきました。


M1. 70億のピース / 秦基博
M2. はんぶん不思議 / COCO
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