2016年11月8日(火)本日の特集

Today's Topic



本日は隔月特集『ジャズ批評』最新号からのテーマを元に選曲してお届けしました。

まず1曲目は『ジャズ批評』の表紙にもなっているソニー・クラーク・トリオのアルバム『SCトリオ』から「朝日のようにさわやかに Softly As In A Morning Sunrise 」をお届けしました。日本はソニー・クラークのファンが多いのですが、それは彼の感性がとても日本人に近いような単音文化的なところがある、とのことです。曲を聞くと確かに頷けますね。
2曲目もソニー・クラークのクインテット。たぶん日本で一番有名なジャズではないでしょうか。「クール・ストラッティン」をお届けいたしました。(★ジャケット写真:収録アルバム『クール・ストラッティン』ユニバーサル ミュージックUCCU90006 )
3曲目は今、話題のボブ・ディランの名曲「マイ・バック・ペイジズ」をキース・ジャレットがピアノカヴァーしているので、そちらを聞いていただきました。曲の良さが引き立ちますね。
4曲目はジャズに目覚めさせられた方が多いという、バド・パウエルの「ウン・ポコ・ロコ」。60年代のロック時代にはこの曲がとてもインパクトがあって、行方さんも当時驚いたそうです。
5曲目は前曲バド・パウエルの友人でもあったセロニアス・モンク。のちにマイルス・デイヴィスが録音し、一躍有名になったモンク作曲の「ラウンド・ミッドナイト」をモンクの演奏で聴いていただきました。
6曲目もモンクの不協和音から始まる実に不思議な1曲「ブリリアント・コーナーズ」です。冒頭のサックスはソニー・ロリンズが演奏しています。
最後はチック・コリアのエレピ曲。今聞いてもとてもインパクトのある名曲です。「リターン・トゥ・フォーエヴァー」でした。

来週はJジャズ(日本のジャズ)特集です。
お楽しみに♪