2016年9月20日(火)本日の特集

Today's Topics



本日の特集は毎月恒例、月刊誌『JAZZ LIFE』最新10月号のご紹介です。

まず1曲目は表紙の YUCCO MILLER さん。 三重県出身の女性サックス・プレイヤー、9/7にセルフ・タイトルの初アルバム『ユッコ・ミラー』をリリースしました。ご自身が好きな選曲カヴァーとオリジナルも2曲収められています。今日はカヴァー曲、ジミ・ヘンドリックスの「リトル・ウィング」を聞いていただきました。
2曲目はNYで活躍する日本人ジャズ・トランぺッター、黒田卓也。コンコードに移籍しての第1弾アルバム『ジグザガー』からお届けしたのはオープニング・ナンバー。二面性、表裏一体の意味を込めた“レッド・スペード、ブラック・ダイアモンド”の頭文字「R.S.B.D.」でした。
3曲目は9/16リリース、ロバート・グラスパー・エクスペリメント『アートサイエンス』(★ジャケット写真 Bluenote UCCQ-1066)はメンバー4名だけで作られたアルバムです。お届けした曲は「デイ・トゥ・デイ」。サックスのケイシー・ベンジャミンが作り、本人がヴォーカルも担当しています。
今回の最新号では“ジャズを飛び越えて”と銘打ったギター特集があります。4、5曲目はその中からジョン・スコフィールド、23日にリリースする『カントリー・フォー・オールド・メン』に収録されたハンク・ウィリアムズのヒット曲「泣きたいほどの淋しさだ」、そしてもう1曲はスティーヴ・カーン。コンテンポラリー・ラテン・ジャズ3部作目『バックログ』を21日にリリース。その新作からセロニアス・モンクの「クリス・クロス」をお届けしました。
6曲目は10月にデュオで来日公演を行う、ジョシュア・レッドマンとブラッド・メルドー。デュオ・アルバム『ニアネス』も来日記念盤として来月リリース。その中に収録されている2011年11月マドリッド公演のチャーリー・パーカー作「オーニソロジー」でした。
最後はNY在住の日本人コンポーザー&ピアニスト、加藤真亜沙、ファースト・アルバムが9/7にリリースしています。『ティルズ・フロム・ザ・ツリーズ』に収録されたオリジナル曲「ディパーチャー」でお別れです。

来週はリクエスト特集です☆彡