2016年9月6日(火)本日の特集

Today's Topics



本日は先月特集しました“名曲、名演奏”第2弾です。

まずは50年代を代表するアルト・サックス奏者の名曲演奏を2曲続けて。
1曲目はイーストコースト、NY出身の黒人プレイヤー、ジャッキー・マクリーン演奏の「センチメンタル・ジャーニー」、2曲目はウェストコースト、カリフォルニア出身の白人プレイヤー、アート・ペッパー演奏の「ユー・ドゥ・ビー・ソー・ナイス・カム・ホーム・トゥ」です。同じ時代に活躍した対照的な二人を聴き比べてみました。
お次はピアニストを3人続けて。
1人目は先ほどのアート・ペッパーとも共演していたレッド・ガーランド。黒人ピアニストで、粋で美しい軽快なセンスある演奏で「マイ・ロマンス」を。
2人目はケニー・ドリュウ。彼の最高傑作ともいわれる77年コペンハーゲンでレコーディングされたアルバム『ダーク・ビューティ』(★ジャケット写真:『Dark Beauty』 VACE-1001 ビデオアーツ)から「イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー」。
3人目はクロード・ウィリアムスン、モダン・ジャズ・ピアノの“正統派”とも言われています。30歳に発表した『ラウンド・ミッドナイト』で一躍人気がでました。それから40年後、彼が70歳近くになり発表したアルバム『オータム・イン・ニューヨーク』から「オーヴァー・ザ・レインボウ ~虹の彼方に」、 でした。
最後はヴォーカル2名です。
まずはリー・ワイリー。白人女性ジャズ・シンガーの草分け、エレガントな美貌、気品に満ちたヴォーカル、ソフィスティケイトされた名演「マンハッタン」を。
そしてもう1人はマリオン・モーガン。トランぺッターの名手、ハリー・ジェイムスのオーケストラで名前を知られるようになったシンガーです。曲は「アズ・ロング・アズ・アイム・ドリーミング」でした。

来週は同じくジャズの“名曲・名演奏”第3弾です。お楽しみに☆彡