2016.08.10〜 「小さな変化に気づくためのルーティーンとは?」

第98回 ゲストは、スポーツキャスターの杉山愛さんです。

28歳の時には、世界ランキングのTOP10入り!
シングルス8位、ダブルス日本人初の1位でした。
「世界ランキング100位以内で、日本人は2人くらいで。
 200〜300位ぐらいに入っていないとツアーを
 回っていくのはきついですね、すべて自費ですから」
ただし、女子スポーツの中でも優勝すると
3億円以上の賞金もあります。

杉山さんは、シングルスでのこだわりが強かった選手でした。
「だからこそ、ダブルスでは心の余裕があったんです。
 パートナーも、勝てるかではなく、この人と一緒にいたら
 いい時間が過ごせるかというのを大事にしていました」
このパートナー選びがあったからこそ、心通う、絆あるチームになったそう。
「ツアー仲間にも恵まれていて、
 引退した今でも連絡取れる仲間がいるというのは、
 本当に財産ですよね、自分にとっては。」

連続62回のグランドスラム出場では、
身体のケアを大切にされていたという杉山さん。
「どん底に1回落ちてから、自分と向き合って、
 生活のルーティーンを作っていきました。」
試合のない日は23個、ある日は10個足され32個あり、
中でも、呼吸法は朝起きて一番最初にされることだとか。
「朝と夜30分ずつやっていて、自分にとって大切な整え方です。
 試合がある日は、知らない間に緊張しているんですけど、
 毎日の呼吸をすると、些細な変化、違和感に早めに気付けるんです」
変化に気づくことで、怪我を未然に防げるそう。

オリンピックは4回出場されています。
「オリンピックはグランドスラム等とは違いますね!
 他の競技を見れたり、他の競技の選手達と話せたり。」
北京では、卓球の選手達と選手村で同じ時間を過ごせ、
精神的な繋がりも得れたとか。

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