2016年7月16日

西村由紀江のSmile wind



3歳の時にピアノを始め、小学生時代からヤマハのジュニア・オリジナル・コンサートに参加。
ヨーロッパ、アメリカ、東南アジア諸国など、世界各国への演奏旅行に行かせていただきました。

そして30年前の1986年5月21日に、ファーストアルバム『Angelique』でデビュー。

大げさに言えば、ピアノと出会えたおかげです。

先日、一緒に「スマイルピアノ500」の活動をしている、ピアノ調律師の名取さんの工房へ行ってきました。

名取さんの工房には、世界中の珍しいピアノが集まってくるんです。

特に、100年以上もの昔に作られたピアノは、修理しようにも素材や部品がないケースが多いんですが、
名取さんは、古い部品や貴重な素材を持っていて、大抵のものは直せるんだそうです。

だから、名取さんの工房には世界中の珍しいピアノが集まります。

巨大なアップライトピアノは、立派な家具のようで、ピアノの鍵盤より装飾の方が目立っていました。

工房の中を移動しやすいようにキャスターの上にのせてあるんですが、10人ぐらいで持ち上げたそうです。

そして、鍵盤が扇形になっているピアノ。
ピアノは鍵盤が88鍵あります。
上の方の音と下の方の音を同時に演奏するのは、
手が届かず難しいんです。そこで考えられたのが、扇形のピアノ。
88鍵を真横に並べるのではなく、扇形にしちゃってんです。

でも、実際に作ってみると腰を痛めたり演奏しにくいことがわかり、すぐに廃れたそうです。

パーカッション付きのアップライト型ピアノは、ピアノの弦がはってある場所に、太鼓や鐘、シンバルなどがあるんです。
ピアノには、ディスクオルゴールが内蔵されていて、
オルゴールの演奏が始まると太鼓や鐘、シンバルなどが鳴る仕組み。
そのパーカッションの演奏に合わせてピアノを弾いていたんだそうです。

今のオルゴールは一台で一曲を演奏しますが、当時のオルゴールは一台で多くの曲を演奏することができました。
そう考えると、色んな曲を演奏することができるから、楽しいかもしれませんよね。

今回は、ピアノの曲ではく、ピアノ本体に注目して珍しいピアノを紹介させてもらいました!

如何だったでしょうか?

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番組では、あなたからのメッセージを
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ハガキの方は、今お聞きの放送局
『西村由紀江のSMILE WIND』 まで。


「家族や仲間の話」、「嬉しかったこと」
「失敗をしちゃったこと」など、
どんな出来事でも構いません。
「あなたの身近にあるエピソード」を
教えてください。

ピアノの生演奏と共に
ご紹介をさせていただきます。

あなたの聞きたい曲もリクエストして下さい。
エピソードと一緒にご紹介します。

被災地にピアノを届ける活動
「スマイルピアノ500」では、
震災でピアノを失った方、
またピアノを譲って下さる方からの
ご連絡をお待ちしています。
番組、または、私、西村由紀江の
ホームページまでご連絡ください。

お待ちしています!
http://www.nishimura-yukie.com/

あなたにとって、笑顔の風が吹く
1週間でありますように……。


♪今日OAした曲♪

●はじまりの予感 / 西村由紀江
●Dear ピアノ / 西村由紀江 ※生演奏
●Ferias / 西村由紀江