6月28日(火)お昼ノート

オヒル ノオト

毎回、気になる人をゲストに招いたり、気になるものやイベントを紹介したり、
あなたの好奇心をくすぐっていきます「オヒル ノオト」のコーナー。

関東と関西…言葉をはじめいろんな違いがありますよね?
今日は、東と西の違いを紹介した本『くらべる東西』をご紹介。
著者のおかべたかしさんにお越しいただきました。

本日はありがとうございました。


【おかべたかしの編集記】
http://okataco.hatenablog.com/
【Twitter】
https://twitter.com/okataco

【お昼ノート】

本の中から「猫」が違うというお話をしていただきました!

猫の何が違うのか。
それはなんと『しっぽ』が違うという話があるんです!

話は江戸時代に遡ります。
江戸には「ねこまた」という化け猫が強く信じられておりました。
こちらには様々な説がございますが、
20年猫を飼っていると
しっぽがブワァッ!とさけて化け猫になってしまうという説を江戸の人はたいそう信じておりました

しかし、しっぽが「かぎしっぽ」と呼ばれる猫であれば、化け猫にはならないとも言われており、
江戸では広く、かぎしっぽの猫が飼われていたのでした。

一方関西ではそのような説が信じられていませんでしたので
関東にはかぎしっぽの猫が多く、関西にはしっぽがストレートな猫が多い。
そう言われているのです。

また、長崎にはかぎしっぽの猫が多いんですって!
日本の猫は、元々しっぽがストレートの猫なのですが、
長崎の出島にて、海外のものが輸入され、
その際に海外の猫も増えたということで
「長崎は日本で一番かぎしっぽが多い!」とも言われているのだとか!

旅行にお出かけの際には、その地の"猫のしっぽ"に注目してみるというのもおもしろいかもしれませんね!