第63回


第63回

ゲストは、
元ちとせさん。

今回は、元さんの故郷である
鹿児島県奄美大島の話から。



鹿児島県奄美大島は、杏子は今まで2回訪れた事のある場所でもあります。
訪れた当時は、空港から2時間強もかかったそう、、、!
現在では、トンネルが出来たことで、1時間半程度になったとか。

ご近所さんとの繋がりが強いという島。
元ちとせさんも、小学生の頃、よく隣のおじさんに早朝の起こされ、
「刺身好きだろ?」と学校行く前に釣りに連れて行かれたのだとか。
ほかにも、釣りのポイントである少し危険な岩に、瀬渡し船で連れて行かれ、
そのまま放置。夕方まで迎えに来てくれなかった、なんて事も!
「でもそういうところに独りで居ると、
 すごい数のイルカが渡るところを見れたり、良い事もあるんですよ!」とも。


現在では、奄美の名誉市民でもある元ちとせさんは、
実は島唄よりも、三線を最初に始めたそう。
週に1度の習い事で街に行ける事が嬉しかった事、そして、
島には何も無かったためにひたすらに練習していた事で、
すごく上手になっていったのだとか。

島唄の「島」は、自分の住んで居る場所という意味で、
地域によって同じ歌でも、発音が異なっているそう。
また、中孝介さんは、元ちとせさんに憧れ、
完璧に真似ていたことで、同じ音になっているとも。


元ちとせさんが初めて島を離れたのは、大阪での美容師としての就職。
「泣きすぎて、CAさん3人がかりで乗せてもらってね(笑)
 でも、その後5ヶ月後に、島唄ですごい子出たから
 帰ってこいって言われて、すぐ戻りましたけどね!」と元さん。

M1. 聖なる夜の贈り物 / 秦基博
M2. 糸繰り節 / 元 ちとせ
M3. 春の行人 / 中 孝介 & 元ちとせ