第48回


ゲストは、山崎まさよしさん。
1995年「月明かりに照らされて」でデビュー。
1997年主演映画『月とキャベツ』の主題歌
「One more time, One more chance」が
ロングヒットしブレイク。
精力的にライブツアーを行うほか、
ミュージシャンとして
セッション参加なども数多く、
音楽ファンのみならず多方面から支持を得て、
今年、デビュー20周年を迎えた。


山崎まさよしさんのデビュー20周年記念ベストアルバム「Rose Period」のタイトルは
ピカソの絵画がからヒントを得たそうです。
そして、シングルのカップリング曲やアルバム未収録が入っている
「UNDER THE ROSE ~B-sides & Rarities 2005-2015~」は、
「世の中には水面下で働いているものがありまして、そういうのを入れてみた。
 山崎くんの仕事です。It’s My Works !」と。


さて,スタジオでは、20年間の全シングルとアルバムを並べてみました。
杏子「私は、なんといっても『中華料理(1996年発売)』のへそ出し。
   6パックぐらい割れてるとちゃう?」
山崎「割れている。こんときは港で働いている時のなごりですよ。
   ライザップ行くより、ブークッブークッ(笑)」
杏子「山ちゃん的に内容というよりジャケット的にコレいいなというのはあります?」
山崎「一番、芸術性が高いのは、アルバムですけど『アトリエ(2003年発売』。)
杏子「山崎まさよし画伯が自画像をクロッキーで書いていますが、絵がウマイんだよね。」
山崎「それのジャケットの書き始めが、シングル『未完成(2003年初回限定盤)』」・・。

山崎さんは高校生の時、美術を専攻。
実は小さい頃から漫画家になりたかったそうです。

山崎「小さい頃から書いていた。ノートは漫画でびっしり。
   辞書なんてパラパラ漫画になっていた。ドラえもん、ドカベンも見てたし、
   野球漫画を書こうと里中とか山田太郎を模写したり。
   で、ボクシング漫画を書きたくなった。あしたのジョーを好きなって。」
杏子「あーあしたのジョーね。でも、私はなんか子供ながら、
   あの女の人いたじゃん。モテる人!あの人がどっちつかずで・・・」
山崎「俺は最後にホセメンドーサと戦うときに部屋を出ようとしたときに令嬢がね、
   好きなのよ、矢吹くん、あなたが!って引きとめようとするわけよ。
   ホセメンドーサと戦いに行ったら、あなた確実にパンチドランカーで死んでまうと。
   行かないでーーっていうんよ。」
杏子「えー、あの人、そんな感情的なこというの?!」
山崎「言うたんよ。今までずっと冷静だったのに言うたんよ。
   しかも、好きなのよ、矢吹くんの方が先なのよ。
   そのあとに、あなたが!ってきたんよ。お!詩人やなと思って。
   それはどうでもええ。そのあとに矢吹丈が
   「世界で一番強い男が俺を待っているんだ」っていうわけよ!!
   オーイ!どうしたあ~」

杏子「ちょとまって、あの令嬢は力石徹が好きだったんじゃないの?」
山崎「力石くんを好きだったわけではなく、力石くんを認めていて、
   スポンサーになっていたわけですよ。別に好きとか嫌いとかね、
   僕は微塵も感じなかったよ(笑)」
杏子「えっと、あなたが,好きなのよ、矢吹くん、あれ違う?(笑)」
山崎「好きなのよ。矢吹くん.あなたが!(笑)この順番ですよ。
   間違えたらアカンよ。あなたが好きなのよ、矢吹くん。おかしいでしょ!
   好きなのよ。矢吹くん.あなたが!先に感情が(笑)」
杏子「あ、、英語だね(笑)」
山崎「LOVE YOU! YABUKI ! YOU!(笑)・・・」

、、、とまあ、二人は妙な笑いのツボにはまってしまったようです。
その後、ジャケット話に戻ったのですが、
アルバム『COVER ALL YO!(2007年発売』には、杏子さんのお母さんが写っているそうです。
お持ちの方はチェックしてみてくださいね。


山崎まさよし OFFICIAL WEBSITE
https://www.yamazaki-masayoshi.com/

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M2. 黄昏のビギン / 山崎まさよし
M3. 青いタペストリー / 山崎まさよし