第45回


ゲストは、ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さん
東京生まれ、桐朋学園大学を経て、
イェール大学音楽学部大学院の
アーティスト・ディプロマコースを修了し
音楽活動を開始し1995年にCDデビュー。
「めざましクラッシック」、
「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」など
演奏のみならずイベントや
コンサートプロデュースなど、
今年デビュー20周年を迎え
精力的に活動をしている。


「緊張しますよ。ツィゴイネルワイゼンを弾くときは、そうとう嫌です、
 みんな知っているから。おしゃべりで解しているんです。」
と高嶋さんは意外にも緊張するタイプだそうです。

そして、自らプロデュースする「12人のヴァイオリニスト」のメンバーに対しては
立ち上げ当初、容赦なく説教していたようで、
「恐怖政治と言われています。バカヤロー、お前なんかやめてしまえー!って。
 クラッシックをやっていて、音大とか出ている子は自分が完璧に弾くことが目標なんです。
 お客様の顔とかまったく見えていない。私、良く弾けた~という感じなんですよ。
 そうじゃない。自分のことアーティストだとか思っている?
 違うから!サービス業だからねって。
 やっぱり、お客様からお金いただいて、楽しみに来ているんだから、いい音楽と笑顔、
 華やかなところ、ヴァイオリンの魅力を余すところなく楽しんでいただくことが仕事。
 あんたが喜ぶなら、あんたが金払え!って、よくキレてました(笑)」

プロ意識教育ですね。
高嶋さんがお子さんが生まれて忙しく怒る元気もなく放置していたら、
みなさん、自主的にキーワードひとつで動くようになったそうです。

9月からデビュー20周年記念のコンサートツアーがスタートする高嶋さん。
地方公演はお子さんの宿題と漢字テストには重ならないように殆ど日帰りで、
一緒に漢字の勉強をされているそうです。

「働いているお母さんの子供だからダメって言われるのが絶対に嫌なんです。
 これが、3人4人になると、そんなこと思っていられないから
 放置している方も多いけど、そういう子に限ってデキルの。だけど、最初を間違えた。
 最初から放置しておけば、僕が頑張るのに過保護にしっちゃった。
 私は放置する勇気がないの。」
と子育てについて正直な気持ちを話してくださいました。

ヴァイオリニスト、妻、母、、どれもフル回転の高嶋さんのエネルギー源は?
「お肉!一日、400グラム食べます。霜降り!だから悪玉大王ですよ。
 ここだけの話、一番好きなのは、豚の脂。苦手なのは、さっぱりしたもの、
 冷奴なんて意味わかんない(笑)」
さずが、食もパワフルです。

高嶋ちさ子オフィシャルサイト
http://www.takashimachisako.jp/

M1. Flamingo Rose / 杏子
M2. リベルタンゴ / 高嶋ちさ子
M3. Sweet Thing / Rufus & Chaka Khan