第42回


ゲストは、朝日健太郎さん。
1975年熊本県生まれ。
男子バレーボール日本代表選手として
活躍後、ビーチバレーに転向。
北京オリンピックでは日本人として
初めてトーナメントに進出、
ロンドンオリンピックに出場し、
2012年に現役を引退。
現在、日本ビーチ文化振興協会理事長。


ビーチバレーが競技として広く知られるようになったのは最近かもしれませんね。
朝日さんにビーチバレーは、どんなスポーツなのか伺いました。
「ビーチバレーは体のタフさは練習で克服できるけど問題は酸欠。
 バレーボールは、監督やコーチが試合の流れで戦術を決め、
 みんなで判断しながら試合を作っていきますがビーチバレーは2人しかいない。
 交代選手もいなければ、監督の役目も選手が果たさなくてはいけないんです。
 だから試合中も考えながら、かつ自分の体を動かさなきゃいけない。
 慣れないうちは酸欠ぽくなって考えきれなくなるとミスがでる。
 そういう細かい駆け引きをするようなスポーツです。」

当然、二人のコミュ二ケーションが重要で、そのうえ勝敗を共有しているため、
かなり濃い人間関係だそうです。さらにその勝敗を左右するのが・・。

朝日「風ですね。風の中でうまくボールをコントロールするのが難しい。
   追い風、向かい風、横風・・・風に流されるボールの軌道を読んだり、
   自分が触ったボールが思い通りの機動を描けるのかも難しい。
   風は見えないから100%感じきれないです。
   僕は風を攻略しきれないまま引退しました。」

「ビーチバレー、深いなあ~凄い!」とただただ感心する杏子。

2012年ロンドンオリンピックに出場後に引退した朝日さん。
バレーボール人生を振り返って、
バレーボールとビーチバレーの両方を経験しているからこそ、
互いの良さと課題が見えて来るそうです。
それがご自信の強みで両方を良くしていこうということが
活動の軸足になっているそうです。

「自分の競技は良くなって欲しいですからね。バレーをやる男子が減っているので、
 バレーボールでオリンピック目指したいという子を応援したい!だって、
 2020年は開催国だから、オリンピック出れますよ!」

なるほど!!

M1. カウンセリング&メンテナンス / COIL
M2. Ride Like The Wind / Christopher Cross
M3. Take Cover / Mr. Big