第31回


ゲストは、
内科医・作家のおおたわ史絵さん。
東京都出身。東京女子医科大学卒業後、
大学病院、総合病院を経て、
下町の内科医として診療。
さらに、障害者医療や、
ボランティアで山岳医療にも携わる。
2005年に出版したエッセイ
『女医の花道!』はベストセラーになり、
作家として、コメンテーターとしても
ラジオ、テレビなどで活躍。
最新著書「ヒトは医学で恋してる!」
(文芸社)


おおたわさんは子供の頃、意外にもコンプレックスの塊だったそうです。
「私、子供の頃、太っていて、牛乳瓶の底のようなメガネで、ブスで、さらに引っ込み思案。
世の中の人はデブが速く走れるわけないと思うでしょ。
だから、運動神経はいいのにわざとゆっくりと走った。自分が嫌いでした。
でも、そういう人の方が表現活動する人が多いと思う。
違う自分になる必要があったから私もテレビにでたり、本とか書き始めたの」と。

そして、医者である偉大なお父さんを越えられず、
自分みたいな中途半端な人間が医者であっていいものか30歳ごろまで悩んでいたそうです。
杏子も「プロとしてデビューしたのに迷っていたんなんて失礼だけど、
自分の変身ぶりに微妙だなとか、常にビクビク。
ソロになってから吹っ切れて、ダメになったらお嫁に行けばいいやっと思っていたんです。
だから一回ぐらい結婚して、バツイチくらいの余裕をみせたかった。」と本音をポロリ。

おおたわさんは結婚して20年以上。周囲からイケメンと評判のご主人と出会った頃は
研修医で大変な日々を過ごしていたそうです。
「友達の紹介で出会って話も面白くなかったけど、キレイな顔をしていたの。
このキレイな顔を見ていたら気持ち穏やかにいれるかもしれないと思ったの」と、
結婚の決め手が「顔」だったことも明かしてくださいました。

おおたわ「杏子さん、結婚って美人とか、性格がいいとか、
そんなの関係ない。結婚力ですよ」
杏子「結婚力?それ聞きたい!」。。。。この話の続きは次週に。

M1. 月明かりに照らされて / 山崎まさよし
M2. Break On Through / The Doors
M3. Open Arms / Journey