第30回


ゲストは、華道家の前野博紀さん
1970年福井県生まれ。
同志社大学文学部・英文学科卒業、
草月流に師事し、
2006年に独立「花匠前野」を設立。
作品制作、花教室、個展、
フラワーパフォーマンスの活動のほか
テレビやCMなどでも活躍。
著書「花のチカラ 前野博紀の生きる道」
「花をいける、言葉をいける」
絵本「旅するクジラ」などがある。


前野さんから「花から学ぶ」たくさんの素敵な言葉を頂きましたが、食のは話題ではこんな一面も。
ふるさと若狭の食国大使(みつけくにたいし)でもいらっしゃる前野さんに、
好きな食べ物を伺ったところ、返ってきたのは、なんとオムライス?!
これには杏子も「出た!男子のオムライス好き」とツッコミをいれると、
「オムライスは、トマトケチャップライスの赤と、卵の黄色、これはヒーローの色!
赤と黄色のエネルギー体を食するわけですから元気になりますよ。
あ!トロトロフワフワ卵はトレンドかもしれないけど僕は嫌。
がっちり帯のように固く巻いてあるような、しっかり焼きのオムライスです。」
と少年のようにオムライスを熱く語っていました。(笑)

Spice of Lifeノートに記した言葉・・「すべての いのちに花が咲きますように」

「すべて、人も、花も、どんな状況にあっても命には変わりない。
その命は必ず花が咲くという希望を持って人生とか 花をいける人も、
なにかアートをする人も、そういう気持ちで臨みたいなと思う」

そして、赤と緑のペンで書いたことについて・・
「昨年、亡くなられた恩師の浅野矩美さんに、赤は天才の色、緑は賢者の色。
天才と賢者がうまく合わさって芸術が広がっていくと教わりました。
自分も努力して何かやっていかないといけないけど、僕にも命があるので、
その命がきちんと花が咲くように日々精進していこうかなという決意をこめました。」

M1. 恋するサンビスタ / 杏子
M2. O Que Foi Feito Devera (De Vera) / Milton Nascimento
M3. Red and Green / Roy Bailey


花匠前野 | 華道家 前野博紀 Official Web
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