第23回


ゲストは、作家 林真理子さん。
山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、
コピーライターとして活躍。
82年のエッセイ集
「ルンルンを買っておうちに帰ろう」が
ベストセラーとなる。
1986年「最終便に間に合えば」
「京都まで」で、第94回直木賞を受賞。
95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞、
98年「みんなの秘密」で第32回吉川英治文学賞
など数々の文学賞を受賞。


エッセイ、小説にと次々と作品を発表している林さん。
例えば小説を書き始めたら顛末を決めずに、周囲の反応を聞いて書いていくそうです。
「作家が締切りに迫られて書けないなんてドラマがありますけど、まずはやっちゃいますよ。
単行本になったときに書きかえればいい。助けてなんてプロは言っていられませんしね。」
と、プロ意識!!
そして、林さんの原稿は全て手書きなんですね。そのうえ、本をよく読まれるので溜まっていくばかり・・。
書斎が汚いのを見かねて佐藤可士和夫妻が片付けに行くと言ってくださったそうです。

多忙の中にあって、自分の時間はどうやって作っているのでしょうか?
「私は、まず書くのが早い!楽しいスケジュールは優先する!目先の楽しいことをやってからです!」
そんな林さんの一日の始まりは、6時に起きて娘さんのお弁当を作り学校へ送り、
ご主人の朝食を作って、そのあとゆっくり新聞を読むそうです。
母として妻としても、ちゃんとこなしている林さんに感心する杏子に
「そんなことないんですよ。ダラダラと3時間、お見合い大作戦のテレビを見たりしてます。
きちんとやっているように見えますが、夫から大事にされないのは、
うちに帰ってきてテレビを見ているおばさんとしか認識されていないんです。仕事している姿見ていないから」
なんておっしゃっていましたが、LOVE LOVEです!

『「結婚」まで よりぬき80s』を書かれてあった、ご主人との結婚までのくだり・・杏子もちゃんと確認済み。
みなさんも是非、お読みください。週刊文春で30年連載されてきたエッセイのよりぬき3部作、
『「結婚」まで よりぬき80s』『「中年」突入!ときめき90s』、『「美」も「才」も うぬぼれ00s』は、
オモシロイ話が満載!!林さんは、面白いネタが自然と寄ってくるそうです。


M1. 暗闇でDANCE / BARBEE BOYS
M2. It's the Girl / Bette Midler
M3. Loco In Acapulco / The Four Tops