『坂崎音楽堂』

西海岸のスタジオミュージシャン達 “レッキング・クルー”に注目!


★坂崎さんが読んでいる本が「レッキング・クルーのいい仕事」

今週は、1960年代~70年代前半にかけて
数々のヒット曲に携わった西海岸のスタジオミュージシャン達、
通称≪レッキング・クルー≫にスポットを当てたアルバム
『レッキング・クルー』(4枚組)を特集!

レッキング・クルーの中心人物は、名ドラマーのハル・ブレイン。
1960年代初期、フィル・スペクターの中心的セッションメンバーとなり
ベースのジョー・オズボーンと、キーボードのラリー・ネクテルと共に
“黄金のリズムセクション”として数々のレコーディングに参加。
このスタジオミュージシャン集団「レッキング・クルー」の
メンバーは20人~30人とも言われています。

そんな彼らがレコーディングに参加した楽曲を集めた4枚組CD
『レッキング・クルー』から今回ご紹介したのは・・・
♪ビー・マイ・ベイビー/ザ・ロネッツ
♪すてきなバレリ(Valleri)/モンキーズ
♪ミスター・タンブリン・マン/ザ・バーズ
♪夢のカリフォルニア/ママス&パパス 
♪グッド・バイブレーション/ビーチ・ボーイズ
♪ビートでジャンプ(Up,Up and Away)/フィフス・ディメンション  ♪うわさの男(Everybody's Talkin')/ニルソン
♪ウイチタ・ラインマン/グレン・キャンベル
 *レッキング・クルー(裏方)から表舞台に出て成功した人の
  代表格がグレン・キャンベル、そしてレオン・ラッセル。
★単行本「レッキング・クルーのいい仕事」
ドキュメンタリー映画「レッキング・クルー~伝説のミュージシャンたち」もお薦めです。

■気になるあの曲■
今回は、岡山のキキさんからのリクエスト。
高見沢さんがベンチャーズに提供した曲
「Tokyo Lonely Night」をご紹介しました。
この曲が収録されたアルバム『HITS&NEW』は
6月15日リリースです。