2016.04.06〜 「学生時代のさかなクン」

第80回 ゲストは、さかなクン!



さかなクンは中学3年生の時、
「学校で飼育していた
カブトガニの人口孵化に成功」しています!

中学1年生の時、「水槽」と「吹奏」を間違えて、
吹奏楽部に入部したという、さかなクン。
その当時の顧問の先生が理科の先生だったそう。

中学3年生の時、おじいちゃんが
漁師をしている後輩の男の子がいたことで、
カブトガニを学校で飼育するようになったのだとか!

「そのカブトガニちゃんが、メスであることがわかって、
 おじいちゃんにオス送って〜って頼んだんです〜」
すると数週間にオスが学校に。

メスは、カブトのような格好。
頭がヘルメットのように丸みがあり、
剣のような尾っぽに3つトゲがあります。

オスは、メスより小さく、
頭にヘコみがあり、トゲは6つです。
「大きなメスの背中に、しがみ付くために、
 オスの頭が凹んでいるんです!」


オスとメスを一緒にいれ飼育していると、
中には、黄色いトウモロコシのような粒が。
「顕微鏡で丸いのを見たら、
 うねうね〜ってしているのがわかって!
 タマギョだ〜〜って」


そんなサカナくんは、2010年には、絶滅したと思われたクニマスを発見しました!!
クニマスは、本来田沢湖にしか生息しない、貴重な魚でした。

京都大学の中坊先生が、絵を描くためにと
さかなクンに「クニマスの標本」を見せてくださっていたそう。
ただ、70年以上経過した標本だったため、色や模様はなくなってしまっていました。

「色や模様はどんなだったんだろ〜って。そしたら中坊先生が、
 ”クニマスに近い、ヒメマスと比較してみるといいですよ〜”って。」

ヒメマスの産卵期が秋だったため、3月だったその時、
ヒメマスを手に入れることができたのは、ワカサギ漁をしていた、山梨県の西湖!

当時組合長だった三浦さんから、
数日後にヒメマスが獲れたと連絡があり、サンプルが届きました。
「フタを開けた瞬間、ギョギョ〜〜〜〜!!
 そこには、見たことのない黒くて、小さい魚がいたんです!
 、、、これはひょっとして〜〜!!」

2〜3月でも卵を産み、全身黒。 これはクニマスの特徴です!
「中坊先生にお見せしたら、フタあけたら、
 ”コレは〜〜〜!さかなク〜〜〜〜ン!”って本当に驚いてらっしゃって!」

その後検証をしてみると、、、
2〜3月に産卵すること、淡水に暮らすサケの特徴である卵が黄色であることなどから、
クニマスの可能性が高くなり、、、実際に漁をしてみると、本当にクニマスを発見!!

「最ギョの方に、おお!黒い魚がピチピチ!
 ワー!ピチピチー!この魚や〜!!網にかかっていたで、ギョざいます〜」

M1. Illumina / 杏子
M2. Picnic / 濱口祐自
M3. The Miracle / Queen