オススメの本

朝倉さん、おはようございます。
最近、夜にNHKFMのドラマで朝倉さんの瑞々しい声を聴いて、ちょっと得した気分になりました。声から響いてくる感情が豊かですね。
そんな感受性豊かな朝倉さんが読書すると聴いて、三好徹さんという小説家を勧めたくなりました。現在85歳のお爺ちゃん先生ですが、この方の三国志傑物伝という本に出てくる蔡琰(さいえん)という女性の人生を見て欲しいです。日本人に馴染みがないかもしれませんが、一人の女性の人生として壮絶で、書いている人の暖かな目線が良いです。この才女は乱世にあって学者だった父親を政治的理由で殺され、その後異民族に拉致されます。曹操という人物に国へ連れ戻されますが、その時いた幼い子どもとは引き離されます。この辺りを詩にしていますが、子どもが「母さまはどうして私を置いて去るのですか?」と問いかけて来るのが胸を打ちます。他にもエピソードがあって、ぜひ時間が許せば読んで貰いたいです。スタッフさん共々、身体に気をつけて下さいね。

すってんゴロリンコ

三重県 / 男性 2016/10/12 05:48